造成工事中止を要請 カンムリワシなど営巣期間中 石垣陸自配備

上原秀政共同代表(中央)が赤土流出防止対策の確認と万全を期すよう八重山保健所に求めた=11日午前、同所

 石垣島への陸上自衛隊配備に向け、防衛省沖縄防衛局が駐屯地建設の用地造成工事(掘削・盛土等)に着手したことを受け、「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」は11日、カンムリワシなどの営巣から巣立ちまでの期間の造成工事中止などを求めた要請書を同局に提出した。

 要請書では▽同局の営巣調査は2月で、営巣時期の春ではなかったため、営巣場所を失わないよう工事の中止▽現場に地元住民の工事への要望・苦情などに対応する窓口の設置▽県と市民立ち合いのもと、赤土流出防止対策の現状確認▽行われた土質調査など各種調査の情報開示―が求められた。
 また同日、連絡会の上原秀政共同代表が八重山保健所と駐屯地建設現場を訪れ、石垣島で最大1時間降水量が40㍉となった9日の大雨で予定地沿いの旧県道の流水量が多かったことを指摘。「今はキレイな水だが、掘削作業が進むと赤土流出の可能性が高まる」として、県と市民立ち合いのもとで流出防止対策の現状確認と流出防止に万全を期すよう求めた。

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