石垣市出身の女性デュオ「やなわらばー」が16日までに、公式サイトで2020年末をもって解散すると発表した。解散後、石垣優さんはソロとして活動を継続、3年前に出産した東里梨生さんは、育児を中心に「自分のペースで表現できる道を探す」としている。
「やなわらば―」三線を石垣さん、ギターを東里さんが担当。石垣島から上京後、03年にデビューし、ドラマ主題歌に抜擢された「拝啓◯◯さん」や「いちごいちえ」など、柔らかで美しい曲を次々と送り出した。今年3月にはオリジナルアルバム「うりずんの歌」をリリースした。
公式サイトでは「16年、東里梨生の妊娠・出産を機に、スタッフとメンバーで今後の活動について話し合うことが何度もありました。何度も協議を重ねた結果、全員が同じ方向を向いて、同じ時間を過ごしていくことが難しいと判断し、本日のご報告となりました」と説明した。
石垣さんは「梨生と2人で何度も何カ月も…本当にいっぱい話し合って決めました。音楽性のズレとか、仲悪くなったとか、そんな事では決してないです」、東里さんは「あと2年、やなわらばーの東里梨生として全力で夢を追わせてくだい。もう少しだけ皆さまと共に歩ませて下さい」とコメントした。
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「やなわらばー」は17日、石垣市で開かれる「夏びらきMUSIC FESTIVAL 2019石垣島」に出演する。情報は公式サイトで。