災害から身を守ろう 気象台が出前講座開催 わしの里大浜工房

石垣島地方気象台出前講座を受ける利用者と職員=20日、大浜工房

 社会福祉法人わしの里大浜公房(島袋喜代美施設長)は20日、同施設で防災訓練の後、防災意識を高める目的で、石垣島気象台の比嘉雅氏を講師に迎え、利用者や職員52人を対象に「地震・津波等災害から身を守るには」をテーマに出前講座を開いた。
 比嘉氏は南海トラフ大津波が来た場合のシュミレーションでは八重山では3㍍の津波が来ると予測されており、津波から命を守るには長い揺れを感じたらすぐ安全な高台への避難することを呼びかけた。避難した後も安心せずにもっと高いところへ移動することを意識し、警報が解除されるまで避難を続けることも付け加えた。石垣市が発行する防災マップを確認し逃げる場所の確認するなどの防災の心得を繰り返し強調した。
 島袋施設長は「日ごろの備えが重要。どこにいても身の安全を確保することを心に留めて。細かいところまで時間をかけて計画的に備えていきたい」とあいさつした。同施設祖納順一支援課長は「基礎的な災害の脅威を学ぶことができた。利用者から活発な質問が出たので理解が深まってよかった」と感想を述べた。

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