きょう21日は二十四節気の一つ春分。春の彼岸の中日で、昼と夜の長さが等しくなり、春の陽気があふれるころとされる。また、この日から夏至にかけて昼がだんだん長くなっていく。
「暑さ寒さ彼岸まで」というように、春分を境に寒暖を繰り返しながら日中の気温が20度を超える日が多くなり、寒さも遠ざかり、過ごしやすい時季となる。
彼岸明けの24日は、与那国島で海のシーズンの到来を告げる日本最南端八重山の海開きがある。
自然界では木々が芽吹き、新緑が美しい。ツツジもいまが見ごろ。石垣市白保の民家の庭では、鮮やかなピンク色の花が満開となり、国道を行き交うドライバーの目を楽しませている。
(文・写真 南風原英和)