17日に那覇市の沖県立武道館で開催された「2019沖縄伝統空手道古武道少年少女全国大会」(沖縄県空手道連合会主催)で、八重山から出場していた5人のうち、小林流系の個人型競技個人戦で晁武館(吉本吉昌館長)の玉代勢わかなさん(登野城小4年)が優良賞を、同館の吉本吉藝(よしき)君(真喜良小2年)、上唐道場(上唐彰館長)の与儀生織(きおり)さん(平真小3年)、西銘琉成君(石垣小4年)の3人が敢闘賞を、それぞれの学年の部門で受賞した。
吉本館長は「伝統空手は礼を重んじる。吉本は内容はよかったが、最初の礼を忘れたため大減点された。玉代勢は今後筋力アップし、緩急をつけられるようにしないと。来年が楽しみ」と期待した。
同大会は小(少)林流系、剛柔流系、上地流系、古武道の4部門に、小学1年から高校生までの延べ約300人が出場。予選などはなく、同連合会に加盟する流派・会派の選手・監督に参加資格がある。出場者の多くは沖縄県選手だが、神奈川県や大阪府などからも出場しているという。