「発見!科学の世界」と題した沖縄科学技術大学院大学(OIST)主催の講座、「OISTサイエンストリップin石垣」が23日、八重山合同庁舎で開かれた。参加した子どもたちは、作業を通して生き物の擬態の仕組みを学んだ。
参加対象は小中学生。この日、約30人が参加した。
OIST技術員の西林孝鉱氏は「イカ・タコのふしぎ」と題して講話。生き物が自然を背景に擬態する、カモフラージュ能力について説明。敵から見を守ることや、狩りを成功させることなど、擬態の理由を話した。
また、ワークショップでは、さまざまな生き物をかたどった紙に色を塗り、プリントされた背景イラストに貼って生き物を隠す作業を実施。子どもたちは、背景のイラストに合わせて、紙の生き物の擬態を成功させていった。
同大学院の院生、イェカテリナ・ステマー氏は体験型プログラムとして「秘宝の宝探し」プログラムを実施。子どもたちは、さまざまなミッションを通して科学の基本を学んでいった。
22日には高校生を対象としたプログラムが開かれた。