地元産品など好評 野底で「じょーとーむん祭り」 石垣市

北部の特産品が販売された「石垣北部じょーとーむん祭り」に家族連れなどが訪れた=24日午前、栄公民館周辺

 特産品販売などで石垣島北部の魅力をアピールする「第2回石垣北部じょーとーむん祭り」(主催・石垣市北部農村集落活性化協議会)が24日、野底地区の栄公民館周辺で開かれた。北部で収穫された無農薬野菜を使った料理を出す「北部給食食堂」などの催しがあり、大勢の人たちでにぎわった。
 祭りは2017年、伊野田地区で開かれて以来、2年ぶりの開催。同協議会が地元住民を対象に開いた「畑おこし講座」で収穫されたタマネギ、ニンジン、にんにくなどの地元食材が運ばれ、北部の学校で給食に携わっている人たちが調理した。
 祭りでは、汁そばや野菜サラダなど、学校給食をイメージしたメニューが500円で販売された。

 島で咲いた花を使ったブーケづくり体験、ハーブの展示、地元産品の販売などが行われた。
 会場では、地元住民による舞踊なども披露された。
 開会行事で同協議会の我喜屋隆会長は「手塩にかけた秀逸な品をそろえた。北部の自然豊かな景色、おいしい空気もあわせて楽しんでほしい」とあいさつした。
 会場には家族連れなどが訪れ、それぞれのコーナーを回って北部ならではの品々を楽しんだ。
 栄公民館の金城秀樹館長は「栄地区は道路の奥にあるので、あまり存在が知られていない。エイサーや敬老会など、野底地区でも行事の多いところなので、もっと知ってほしい」と期待した。
 祭りの事業費には内閣府の農漁村振興交付金を活用した。

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