県と沖縄市(桑江朝千夫市長)は26日午後、仏バレーボール連盟(エリック・タンギ会長)と2020年の東京五輪とパラリンピックで、仏バレーボール男子代表チームの事前合宿先として同市に決定したことを盛り込んだ協定の締結式を県庁で開いた。式にはタンギ会長と富川盛武副知事、桑江市長が出席した。
沖縄県内における東京2020大会での事前合宿決定は今回で5件目。
締結式で玉城知事のあいさつ文を代読した富川副知事は「県民との交流を含め、充実した事前キャンプを過ごしてほしい」と述べた。桑江市長は「欧州強豪国のプロ選手のプレーを見れるということは素晴らしいこと。フランスと沖縄市の友好につなげたい」と事前合宿を歓迎した。
タンギ会長は「東京五輪で仏代表チームは金メダルを目指している。メダルが獲れたら沖縄の皆さんとその喜びを分かち合いたい」と述べた。