うるま市を本拠地とするサッカーチーム、沖縄SVの高原直泰代表兼監督と、県サッカー連盟具志堅朗会長は29日、県庁で新体制を発表するとともに、新ユニフォームをお披露目したほか、新入団選手5人を紹介した。
沖縄SVは昨シーズン2位の成績に終わり、新たに中盤ボランチの守備強化に取り組み、11人の新入団選手が加入し26人で次シーズンを戦う。
高原代表は「今年は選手一人ひとりが、自分で考え自分で決断してほしいという願いを込めて「克己」をスローガンにJFL(日本フットボールリーグ)昇格・天皇杯本線出場を目標に新しいメンバーで取り組む」と方針を述べた。
またサッカーだけでなくクラブチームとしても「地域貢献・地域創生に関わり、県内自治体と連携して積極的に発信していきたい。今年は飛躍するための大事な1年になる」と強調した。
唯一県内出身の豊里浩希選手(沖縄市出身)は「サイドバックから裏に抜ける持ち味を生かし期待にこたえたい。結果にこだわり全勝優勝したい」と意気込んだ。
また新ユニフォームはスローガンの「克己」が記された練習ウェアやホームゲームで着用されるユニフォームはは引き続き、濃紺色を基調に紅型やミンサーが細かにあしらわれた沖縄らしさをイメージして作成したと発表した。