3月30日から開幕していた第23回JTA旗先島地区学童軟式野球交流大会(沖縄県野球連盟主催)の決勝戦が1日、石垣市中央運動公園野球場で行われ、真吉良サンウェーブが6対1で鏡原少年野球を下し、大会2連覇を果たした。真喜良は県代表として、夏に徳島県で開催される「阿波おどりカップ全国学童軟式野球大会2019」へ派遣される。
真喜良の高良真助(まこと)監督(39)は「4期連続での決勝進出と、日頃の練習が間違っていなかったことがうれしい」と優勝を喜んだ。その上で、「守備力を発揮できて勝てたが、夏の大会はそれだけではダメ。今後は打撃力もつけていく」と強調した。
また、練習での蓄積で選手が自分で判断するよう『ノーサイン』を基本としており、「自分の頭で考えるという意味も含め『脳サイン』という意味もかけている」と笑顔で語った。
主将の田渕尊(たける)投手(11)は「出塁が多かったが、守備に助けられ1点に抑えられた」とメンバーに感謝し、「チーム全体の緊張をほぐせるような主将でありたい」と決意を語った。
準優勝だった鏡原の前川良監督(35)は「気持ちの面などで、だいぶ成長できた大会だった。真喜良には総合的に敵わない部分が大きかったが、今回戦えたことが良い経験になったと思う」と振り返った。
試合結果は次の通り。
【決勝戦】
鏡原少年野球
0001000|1
312000✕|6
真吉良サンウェーブ
(鏡)新城、濵川―花城
(真)田渕―伊良部
▽三塁打=内間(鏡)
▽二塁打=高橋、石田(以上、真)