きょう5日は清明。二十四節気の一つで、天地がすがすがしく、明るい空気に満ちあふれるころとされる。
沖縄のシーミー(晴明祭)の時期でもあり、本島では清明のころに墓前に親類が集まり、重箱いっぱいに詰めた料理を供えて、先祖を供養する光景があちこちでみられる。
4日は曇り空と強い北風の影響で各地の最高気温は21~24度、最低気温は20~21度と若干低めで肌寒かった。しかし、この寒の戻りで3月からの〝春の荒れ〟が終わり、これからは1年で最も過ごしやすいうるずんの季節を迎える。
週間天気予報でも、期間後半の7~10日は最高気温が27~28度と平年よりかなり高くなる見込み。自然界では、初夏を告げるキョウチクトウやクチナシの純白の花が咲き誇っている。(文・写真 南風原英和)