1日で開店5周年を迎えた石垣島初のプリン専門店「石垣島プリン本舗」の2号店となる「石垣島プリン エアポート」が5日、新石垣空港(南ぬ島石垣空港)にオープンする。空港店では従来のプリンに加え、厳選した茶葉を使用し、さんぴん茶の香り高さとすっきりとした味わいを実現した新商品「さんぴん茶プリン」が同店限定で販売されている。
空港店のコンセプトは「石垣島リゾートを感じるプリン専門店」。使用されているジャージー牛乳、卵、サトウキビ、塩は全て石垣島産で、その地産地消のこだわりのプリンを島のリゾートさを伝える空港店で提供し、島自体を広く全国にPRしていく狙いがある。
漆原功和オーナーは「当店では島の砂糖に国産の最上級砂糖の和三盆をブレンドした手作りのカラメルソースを出している」と強調。「地元石垣島の食材にこだわり、それを全国に広めることで、石垣島に貢献したい」と島への思いを語った。
空港店ではオープンを記念して5日~7日までの三日間、さんぴん茶プリン(税込通常価格450円)を1日50個限定で350円で、プレーン・さんぴん茶・カラメル・濃厚の4つのプリンをセットにした「空港限定セット」(同1840円)を、1日100セット限定で1300円で販売する。場所は新石垣空港1階にあるスターバックスの向かい側。
本舗と空港店を総括している小見山正人店長(44)は「私以外は全員、女性店員。女性の意見を取り入れつつ、玄関である空港店を礎にして、店舗が広がっていくことを考えている」と、展望を述べた。
運営しているのは㈱石垣島ぱにぱに(安達賢太代表取締役)で、今後の商品展開としては、石垣島リゾートのイメージを表現した商品の開発や地域の企業や学校などとコラボした商品の開発も行っていく予定。