那覇軍港移設23日協議へ 国と沖縄側、2年ぶり

 那覇市の米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添市への移設を巡る協議会が、23日にも防衛省で開かれることが、11日分かった。関係者が明らかにした。2年ぶりの開催。
 協議会は、防衛省をはじめとする国の関係機関と沖縄県、那覇市、浦添市、那覇港管理組合からなる。関係者によると、結論が持ち越されていた具体的な移設位置などを、改めて話し合う。
 移設先は浦添埠頭(ふとう)内。2017年4月の協議会では、民間港と軍港を一体化する案と、分離させる案が示された。一体化案は民間に与える影響が非常に大きく、分離案は小さいことを確認し合った。
 米軍牧港補給地区などの返還予定地を含めたリゾート開発を計画する浦添市は、埋め立て面積の縮小や景観保全などを理由に、一体化案を求めていた。
 那覇軍港は、1995年の日米合同委員会で日本側への返還が決まった米軍施設・区域。浦添市への移設が条件とされ、一部に反対意見がある。

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