石垣市の美ら星ゲート構築事業のプラネタリウム施設整備が進んでおり、同市は8月3日開催予定の「南の島の星まつり」までに完成させたい考え。同施設では入場料を徴収するため、6月議会での関連条例上程を目指している。
美ら星ゲート事業は石垣港離島ターミナル内にプラネタリウムを整備し、運営は事業所に委託するもの。自立運営をすることが条件となる。
これまでに市は同施設の年間入場料を大人300円、子ども100円として約2700万円と試算してきた。
石垣市によると、整備の進捗状況としてはプラネタリウムのドーム部分が完成。現在は周辺カ所の整備を行っている。
観光文化課の担当者は、「プラネタリウム整備は星空保護区認定との兼ね合いもあり、新たな観光資源となる」と述べ、雨天時の観光客の利用にも期待を寄せた。