石垣市大浜に伝わる英雄、オヤケアカハチの遺徳をしのび地域住民の結束を高めることを目的とした「第17回アカハチ祭り」(大浜公民館主催)が13日、午後6時から大浜の崎原公園で開かれ、多くの来場者が訪れた。
オープニングは大浜小学校児童21人による子ども棒術。子どもたちは棒術で勇壮な舞を披露した。
主催者あいさつで大浜公民館の福島英和館長は、八重山病院の移転、大型店舗のオープン、新市役所庁舎の移転などを挙げ、「大浜は大きな発展を遂げようとしている」と将来に期待。地域づくりへの展望を述べた後、「互いに敬愛し合い、アカハチの遺徳を重んじていきたい」とあいさつした。
余興では大浜中学校郷土芸能部が繁盛節などを演じた。このほか、おこのみ舞踊研究所、黒石高子舞踊研究所、子ども演劇やいま浪漫の会、大浜青年会が登場した。この日昼に行われた第1回アカハチ角力大会の表彰もあった。ライブでは石垣喜幸さんが登場した。
メインイベントには大浜獅子棒保存会が勇壮な打ち合いを演じた。
「アカハチ祭り」は2003年に始まった大浜地域のイベント。