【金波銀波】正義感が強く、常に理想を…

 正義感が強く、常に理想を語るが、現実は直視しない―。こうしたタイプの政治家は沖縄にも多い。韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領も、まさにこうした人物のように思えてならない◆北朝鮮との対話を最重要視し、米国との仲介役として奮闘。日本に対しては歴史問題をただすと意気込み、毅然(?)とした態度で外交関係の悪化も辞さない。国民は喝采するが、政治家として視野の狭さは歴然◆米トランプ政権は文氏に「北朝鮮の立場を代弁するかのような姿勢」と懸念を強めているという。韓国メディアによると、11日にホワイトハスで行われた米韓首脳会談で、トランプ大統領と文氏が一対一で交わした会話は29分間中、2分間だけ。残り時間は報道陣とトランプ氏の質疑応答に費やされた。トランプ氏が記者を相手に、韓国と無関係なゴルフの話題に興じる場面もあったという◆会談の成果はほぼゼロ。文氏は米国に相手にされておらず、いずれ国際社会で通用しない指導者という烙印(らくいん)を押されかねない◆翁長雄志前知事の県政も県民の人気こそ高かったが、その言葉は説得力を持たず、日米両政府から軽くあしらわれ続けた。現知事を語るのは時期尚早だが、特に沖縄の政治家は文氏を「他山の石」にすべきかも知れない。

関連記事

八重山日報公式Twitter

ページ上部へ戻る