21日に投開票される衆院沖縄3区補選を巡り、野党代表者らは16日夜、県政与党会派の支持を受ける屋良朝博氏の選対事務所を訪問し、激励した。
参加したのは、立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、日本共産党の志位和夫委員長、自由党の小沢一郎代表ら。社民党からは照屋寛徳国対委員長に代わり照屋大河県議が、社大党からは大城一馬委員長に代わり当山勝利県議が、それぞれ参加した。また参院議員で会派「沖縄の風」の糸数慶子氏も参加し、屋良氏当選に向け、団結を固めた。
事務所訪問は、主に小沢氏の呼びかけで実現した。夏の参院選に向け、野党共闘の機運を高める狙いだ。
ガンバロー三唱後、報道陣の取材に応じた枝野氏は「連携を強化する上での大きなステップ」、志位氏は「安倍政権を倒さないと沖縄の問題は解決しない。その上でも屋良さんの勝利だ」と、それぞれ述べた。玉木氏は「野党が守ってきた沖縄3区だ。死守しないといけない」と述べた。