県は26日、2018年度の入域観光客数が999万9000人で、6年連続過去最高を更新したと発表した。対前年度比41万9100人(4・4%)増。年度目標の1000万人は未達成に終わった。
目標が未達成だったことは、台風などの自然災害の発生や、県内で麻しん患者が相次いで確認されたことが影響したと見られる。
国内観光客は6年連続で過去最高を更新する699万8200人を記録した。石垣関連では、成田との直行便が新たに就航し、国内客の増加に貢献した。
海外では、那覇から台湾・高雄(タカオ)、韓国の仁川(インチョン)を結ぶ新規路線が、相次いで就航。クルーズ船の寄港回数も増加し、外国人観光客は年連続で過去最高を更新。初の300万人台を記録した。