「飛び出す星」に興奮 GWも石垣島天文台で上映

迫力ある土星を眺めることができる4D2Uの映像=29日、石垣島天文台

 「八重山は日本一多くの星と出会える場所」とPRしている石垣島天文台は大型連休初日の27日から、同施設で特別企画として最新の3Dメガネを着用して四次元デジタル宇宙「4D2U」の上映と天体観望会を開催している。
 4D2Uシアターは通常1日1回のところ期間中は2回開催する。八重山から見える星空で午後8時から朝方まで時間を追って東西南北に見える星座の説明や、南十字星の見つけ方などを紹介。地球を俯瞰(ふかん)するように太陽系、銀河系など惑星にクローズアップしたり詳しい説明を交えながら、飛び出しているかのようなVR(バーチャルリアリティ)の迫力に魅了される。
 29日は、来場者が迫ってくる星や立体に見える惑星を見て手を伸ばしたりし「すごいすごい」と叫ぶ声が上がった。
 来場者は地元の親子連れのほか、国内外の観光客も多い。親子で参加した小学2年の仲山結夏さん(7)は「土星がかわいくて星がきれいだった」と笑顔を見せた。
 石垣島天文台を運営する八重山星の会の通事安夫代表理事は「普段から4D2Uの上映や学校単位で観望会を催したりしているので天体に興味を持って参加してほしい」と呼び掛ける。
 連休中は6日まで4D2Uを午後1時と3時半から上映。夜は天体観望会を午後8時からと9時から行う。定員30人で入場無料。要予約。
 問い合わせは℡0980・88・0013。受け付け時間は、午前10時から午後5時まで。GW中の30日、1日は休館日。

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