「時代の架け橋に」 平成最後のベイビー誕生 宮里夫妻、4月30日に八重山病院

平成最後の日に生まれた赤ちゃんと両親の宮里真梨さん、宮里泰成さん=3日午後、県立八重山病院

 平成最後の日の4月30日、県立八重山病院で「平成最後の八重山ベイビー」が誕生した。宮里泰成さん(29)、真梨さん(30)夫妻の第3子の二男で、分娩室で赤ちゃんを抱いた泰成さんは「この子が平成を選んで生まれた子なら、次の時代の架け橋としての役割に期待したい。元気に育ってほしい」と願った。

 泰成さんは南風原町、真梨さんは豊見城市出身だが、現在は泰成さんの転勤で石垣市に住んでいる。真梨さんの予定日は5月11日だったが、29日夜から陣痛があり、大事をとって入院。出産は翌日未明から朝方にかけ、約5時間かかり、午前8時47分に2772㌘の元気な男の子を出産した。
 八重山病院では、八重山で生まれた平成最後で唯一の赤ちゃんとなった。
 真梨さんは「予定日も5月で、新しい時代の子かなと思ってたが、まさか平成最後になってびっくり」と語る。
 名前はまだ決まっておらず「元気で健康に育ち、きょうだい仲良く、周りの皆と仲良くできる子になってほしい」などの願いを込めて名付けるという。
 真梨さんは、新しく始まった令和の時代を「子どもたちが、伸び伸び育つ時代になってほしい」と期待した。母子ともに健康で5日には退院する予定。
 同病院によると、令和初日の1日は一人の赤ちゃんが生まれた。

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