八重山の歌舞、島満たす 郡内外から800人 鳩間島音楽祭

フィナーレで最高潮の盛り上がりを見せた鳩間島音楽祭=4日午後、鳩間島コミュニティセンター前の野外ステージ

 「第22回鳩間島音楽祭」(同実行委員会)が4日、鳩間島コミュニティセンター前の野外ステージで開催された。八重山出身の池田卓や金城弘美などのアーティストら8組が出演し、郡内外から訪れた約800人(主催者発表)とともに令和最初の竹富町公式イベントとなる音楽祭を盛り上げた。青い空と海、白い雲と砂浜に囲まれた人口約60人の島はこの日、八重山の歌と踊りと人々の活気で満たされた。

 島の活性化を願って始められた音楽祭は加治工勇実行委員長宅の庭先で第1回が開催。その後、島民やリピーターなどに支えられて1000人規模のイベントに発展した。
 ステージでは初出演となるミヤギマモルが「unionですから!」を音楽祭オリジナルバージョンで披露。仲宗根豊やナシル、かじくあつしの歌声と演奏、琉球舞踊や琉球國祭り太鼓が会場を沸かせた。フィナーレは加治工実行委員長らによる「鳩間の港」「六調節」に合わせて観客らも踊り、音楽の祭典は幕を下ろした。
 会場では石垣美崎牛の牛丼や海賊カレーなどの食べ物のほか、鳩間島音楽祭ラベルの泡盛も限定販売された。抽選会も行われ、パイナップルや三線、泡盛、JTAの航空券などが来場者にプレゼントされた。
 家族で来場した千手悠(たかし)さん(40)は「お世話になっている安室流協和会の浦崎宜浩師匠の三線の演奏を聞きに毎年のように来ている」と話し、妻の亜夕美さん(45)は「今日は天気が良くてよかった」と笑顔。船酔いでダウンしていた奏和(そうわ)君(6)は途中から回復し、竹富町のマスコットキャラクター「ピカリャ~」のグッズをうれしそうに購入していた。
 音楽祭終了後、加治工実行委員長は「天気にも恵まれて大成功。今後は後輩育成に努める。令和改元を迎え、若い力に任せていきたい」と話した。
 また、3日には「前日祭」が初めて催され、約400人(主催者発表)が8組のアーティストのステージと出店を満喫した。

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