5月8日の「ゴーヤーの日」に合わせ8日、JAファーマーズマーケットゆらてぃく市場が同店舗で「ゴーヤーの日」イベントを開催した。今季のゴーヤ収量は、当初計画の70㌧を上回る見込みとなっている。セレモニーでは関係者が「ゴーヤーは夏バテ防止に最高」など魅力をPRした。
イベントでは八重山調理師会(川平展史会長)のメンバーがゴーヤを使った創作料理の試食会を実施。6会員の10品、約1000食が振る舞われた。八重山農林高校の生徒はゴーヤ苗600鉢を準備。無料配布を行った。
セレモニーで生産者会の黒島良雄会長は「ゴーヤは沖縄を代表する島野菜。夏バテ防止には最高だ。暑い夏はゴーヤを食べて乗り切ってほしい」とあいさつした。ゴーヤー生産部会の根間幸善会長は「部会は設立6年目。安定生産に取り組んでいる。愛情込めて育てたゴーヤは今が旬」と述べた。JAおきなわ八重山地区本部の山城隆則本部長のあいさつもあった。
店舗内では旬のゴーヤ約千本を58円で販売。一度に20本ものゴーヤを買い込む客もみられた。
営農振興センターの石垣信治センター長によると昨季の収量は50㌧で、今季は70㌧を超える見込み。ゴーヤの木が丈夫であることや、農家の技術向上が図られた結果とみている。
ゴーヤー生産部会は44農家で構成され、作付面積は3万9600平方㍍。3月末から収穫の最盛期を迎えている。収穫は8月まで続く見通し。