プロバスケットボールのBリーグ2018~19シーズンで西地区優勝を果たした琉球ゴールデンキングスの選手らは13日、県庁1階で開催された報告会に参加した。集まった県民らに地区優勝を報告し、シーズン中の応援に感謝を示した。西地区優勝は2期連続。
昨年も地区優勝を果たしたキングスは、今年もリーグ優勝をかけたチャンピオンシップに出場。5月上旬に行われたセミファイナル(準決勝)でアルバルク東京に敗れた。
沖縄バスケットボール株式会社の木村達郎社長は「まだまだ道半ばだが、支えてくれた方に感謝したい。キングスは一つひとつのプレーが県民に勇気や元気を与え、県を元気にする存在でありたい。支援と応援をお願いする」とあいさつ。
西地区連覇に導いた佐々宜央ヘッドコーチは「キングスのように県全体で支えるチームは日本全国を探してもない。来シーズンは(リーグ)優勝報告会にしたい。声援をお願いする」とチャンピオンシップでの捲土重来を誓った。
玉城デニー知事は「キングスは地域に愛される『わったー(私たちの)島』のバスケチーム。感動や夢と希望を与えてくれた沖縄の誇りだ」と大絶賛し、外国人選手にも配慮したためか英語でも選手らをたたえた。
選手を代表して岸本隆一キャプテンは「(リーグ)優勝を達成できず悔しいが、素晴しいシーズンだった」と振り返り、集まった県民に対し「皆さんはチームの一員だ」と応援に感謝した。