石垣市野底に食品開発設備とダイニングルームを備えた施設、ISHIGAKILABO(イシガキラボ)の開所式が13日午後、同施設で開かれ、テープカット式が行われた。
主催者を代表して、ウェルネスメディカル研究所の安達宏代表は「北部地域の農産品など、施設を使って新しい商品、サービスを作り独自性を見出していきたい」と意欲を述べた。
イシガキラボは2018年度の沖縄離島活性化推進事業において採択された命草(ぬちぐさ)を活用した健康食品開発事業のなかで委託事業者のウェルネスメディカル研究所が整備したもの。
石垣ぬちぐさプロジェクトと題して八重山の命草を用いて商品化し、健康増進と地域産業の創出を目指す。
地元を代表して多良間公民館の兼元光誠館長は「北部活性化につながるプロジェクトが開始できることをうれしく思う。いろんな形で発信できることを期待したい」と激励した。
テープカットが行われた後は、施設内で試食会が開かれ、モリンガ入りベーグルや地元八重山ファームのハムやベーコンを使ったベーグルサンド、ラスク、チョウマメを用いた青いハーブティーなどが振舞われた。
施設面積は126平方㍍。