「沖縄振興計画実現を」 安里氏が事務所開き 参院選

支持者を前にガンバローを三唱する安里氏(写真奥左から2人目)=15日、いとみね会館

 今度の参院選沖縄選挙区に自民党公認で立候補を予定するシンバホールディングス会長の安里繁信氏(49)=公明推薦=は15日、那覇市内で後援会の事務所開きを行った。県知事経験者や国政与党の国会議員、県議、支持者らを前にマイクを握った安里氏は、次の沖縄振興計画の策定が必要な時期だと訴え「復帰して50年となる節目の先の10年(計画)を作るため、選挙に挑む」と強調した。さらに「(政府との)交渉の窓口を担いたい。成果を勝ち取ってほめてもらえるような制度を確立していく」と話した。
 後援会長の西銘順志郎氏は「選挙はやってみないと分からないが非常に厳しい。全力で戦って参りたい」と述べた。自民党県連の中川京貴会長は、稲嶺、仲井真両県政の政策により、現在の沖縄振興が実現したと強調し、課題解決のため「安里氏を国会に送ってほしい」と呼びかけた。
 公明党県本部の金城勉代表は、相手候補について「憲法以外の争点を提起できるのか」と疑問視。安里氏は政策提言ができるとして「政策の総合力で相手を押し返し、勝利したい」と意気込んだ。同氏と政策協定を交わした今月の比例区予定候補者の河野義博氏への支持も求めた。
 自民党幹事長特別補佐の武田良太衆院議員は「(沖縄を)最重点選挙区に位置づけ、総力戦で戦う」と呼び掛けた。

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