きょう創立123年 夢いっぱいの学校目指す 宮良小

宮良小学校運動場に集まった全児童・全職員と、創立123年を記念し草刈りで表現した「宮良123」の文字を上空から撮影=15日午後、同所(宮良小学校提供)

 石垣市立宮良小学校(仲間一史校長、全児童134人)が17日、創立123年の記念日を迎えた。15日には草刈りで「宮良123」と表された運動場に全児童・全職員が集まり、ドローンを使って上空から記念撮影。16日には全児童が朝会で学校の歴史を学び、昼食時にカップケーキで一足早い記念日を祝った。

 仲間校長は地域からの日頃の物心両面の支えに感謝し、「123は大変縁起のよい数字で、事始めにはもってこい。新しい時代の流れを先取りして、地域とともに発展できることを心から願っている」と祈念した。
 宮良小は1896(明治29)年5月17日に大川尋常小学校宮良分校として設立。1914(大正3)年には「白良尋常小学校」、42(昭和17)年には「宮良国民学校」などの校名を経て、49(昭和24)年4月に「宮良小学校」となった。
 また、今年は、現在の請福酒造の辺りにあった校舎が移転して、ちょうど60年の節目。11日に行われた「第24回夏季小学生バレーボール大会」では、宮良小児童が所属する「あかうまスポーツ少年団」が男女ともに優勝し、17年ぶりの快挙だという。
 昨年4月に就任した仲間校長は「夢いっぱい」を合い言葉として、「保育園の先生になる」「プロ野球選手になりたい」など、生徒自身が札にしたためた夢を校内掲示板に掲げ、いつでも確認できるようにしている。「夢を追いかけていくよ、そのために今できることは何なの、と児童に呼び掛けている。その結果、夢に近づき、夢が膨らむ」と話した。

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