沖縄気象台は16日午前11時、沖縄地方が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より7日遅く、昨年より16日早い。鹿児島県の奄美地方が14日に梅雨入りしており、沖縄は昨年に続いて奄美より遅い梅雨入りとなった。
同気象台によると、沖縄地方は向こう一週間は前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多い見込み。
梅雨入りしたこの日、八重山地方は雲のすき間から晴れ間が広がり、竹富町波照間と与那国空港がある所野で31・4度、西表で31・3度を観測するなど今年の最高気温を更新。6月上旬から同下旬並みの暑さとなった。
石垣島では雨傘ならぬ日傘が開き、降り注ぐ強い日差しに顔を手で覆う姿がみられた。
沖縄地方の平年の梅雨明けは6月23日ごろ。昨年も6月23日だった。
(写真・文 南風原英和)