玉城デニー知事は17日の定例記者会見で「沖縄の心」について問われ「ウヤファーフジ(先祖)から受け継いだチムググル(思いやり)、自立と共生と多様性の考え方を尊重し、誰もが互いに助け合い、誰もが取り残されることなく幸せになる理念を実現したいというのが沖縄の心ではないか」と述べた。
私心なく奉仕をするのがウチナーンチュの共通のアイデンティティーだと指摘。「我々、責任世代はチムググルをしっかり伝えていくために、言葉に出し、行動で示す必要がある」とも強調した。
知事は就任後、最初の復帰の日(5月15日)に合わせて、記者から「沖縄の心」を聞かれるのが慣例となっている。