17日に石垣市健康福祉センターで開かれた講演会「辺野古軟弱地盤と平得大俣~土木技術士から見た自衛隊配備~」(主催・農村のくらしを守る会)で、講師の1級土木施工管理技士・奥間政則氏が平得大俣地区の陸上自衛隊配備予定地をドローンで撮影したことを明らかにした。
奥間氏は辺野古の埋め立て工事などをドローンで撮影している「沖縄ドローンプロジェクト」のメンバー。会場のスクリーンに上空から撮影された陸自配備予定地の写真を映しながら、「今見ている写真は自然が残っている。これが全て軍事施設になる」と述べ、「石垣でもこういった状況を撮りながら映像を残し、どう変貌していくか考察する」と警戒感を示した。
新たに成立したドローン規制法に関しては、「テロ対策というが、防衛局は隠したいものがあり、我々の目を塞ごうとしている」と主張した。
17日に住民が現場周辺でドローンを目撃しており、奥間氏の飛ばしたものである可能性が高い。