那覇市の波上宮を中心に開催される「なんみん祭」のお神輿(みこし)行列が19日行われ、参加者が波上宮からパレットくもじ前広場まで練り歩いた。
お神輿や獅子舞などに地元自治会や近隣小学校の児童ら35団体、800人が参加した。
お神輿の行列は太鼓や爆竹などの大きな音を鳴らしながら「エッサ、ホイサ」の掛け声で威勢よく行進。沿道からは家族連れや観光客から声援が上がった。
同広場では琉球舞踊や空手、エイサーなどの演舞が行われた。隣の国際通りでは旗頭も登場し、盛り上がりを見せた。
なんみん祭は17日の波上宮例大祭にあわせた行事で3日間開催される。ちびっこ相撲や沖縄角力大会、琉球舞踊の奉納、のど自慢大会、ビーチ綱引きなど、さまざまな催し物があった。
波上宮の渡慶次馨宮司は「3日間天気に恵まれ、たくさんの方の協力を得て安全第一に終わることができた。令和の年がますます発展するよう祈ります」とあいさつした。