【青年弁論大会】沖縄を守る日本人が忘れてはいけないこと

沖縄県祖国復帰47周年記念靖国集会 青年弁論大会

[準優勝]小西沙紀

 まず始めに、私の出身は沖縄ではありません。正直に言うと、沖縄についてもあまり知らない方だと思います。
 しかし、私は紛争地のパレスチナに行った経験があります。この経験から、皆さんに何か感じてもらえればと思い、今ここに立たせていただいています。
 私がパレスチナに行ったのは、アラビア語を学ぶためにパレスチナに留学していた親友がきっかけでした。ちょうど海外旅行に行こうと思っていた私はパレスチナを行き先に選び、一昨年の2月に1週間滞在することになりました。
 私は、パレスチナにてこのような経験をしました。
 親友と一緒に夕飯を食べている時にすぐ近くで、ドン!と銃声の音が鳴り響きました。一瞬何が起こったのか分かりませんでした。大きな銃声がその後も何度か鳴り響き、男性の怒鳴り声と救急車の音が遠くで聞こえました。私はその日生まれて初めて、死の恐怖で震えながら寝ました。次の日になってもその出来事はニュースにもならず、軍事練習だったという噂が流れるのみでした。結局、あの銃声は何だったのか、その真相はいまだに謎に包まれています。
 皆さんは日本で街中を歩いている時、「銃を向けられるのでは」、「殺されるのでは」など考えたことがありますか?恐らくないのではないでしょうか。

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