市民の参加で勝利を 石垣市と南砺市、シサク市 29日にチャレンジデー2019 海外とも初対戦

チャレンジデーTシャツを着て南砺市の田中市長と電話でのエール交換を行う中山市長=23日午前、石垣市役所庁議室

 人口規模がほぼ同じ自治体間で15分以上継続して運動やスポーツを行った住民の数(参加率)を競う、29日開催のスポーツイベント「チャレンジデー2019」(主催・笹川スポーツ財団)―。5回目の参加となる石垣市は富山県南砺(なんと)市とクロアチア共和国シサク市のそれぞれと初対戦する。石垣市が海外の実施自治体と対戦する「ワールドチャレンジデー」に参加するのは初めて。中山義隆石垣市長は「なんとしても50%は超え、ぜひ市民の皆様の力を借りて勝利したい」と呼び掛けた。

 チャレンジデーを前に中山市長は23日午前、南砺市の田中幹夫市長と電話でのエール交換を行い、南砺市の田中市長の「今回は勝たせてもらう」との発言に、「南砺市に石垣市の旗が立つようにする」と笑顔で応酬。最後は「互いに健康増進のため頑張ろう」とエールを贈った。敗れた自治体は1週間、庁舎のメインポールに相手の自治体の旗を掲揚するルール。
 市配付資料によると、南砺市は人口5万1056人(基準日の2月1日時点)、過去の対戦成績は7勝6敗。石垣市は通算2勝2敗で、昨年は参加率46・1%で神奈川県大磯町に勝利したが、南砺市はここ3年間、全て52%台をキープしている。
 初の海外戦となるクロアチアはヨーロッパ南東部、バルカン半島の北西部に位置する、人口約429万の共和国。シサク市の人口は3万7500人(同)で、石垣市の4万9590人(同)より少なく、昨年の参加率は27・99%だった。
 笹川スポーツ財団によると、「チャレンジデー2019」のエントリーは119自治体(58市1区46町14村)で、総人口は520万694人。「ワールドチャレンジデー」へのエントリーは日本を含め世界14カ国33自治体で、総人口は1161万1935人にのぼる。
 実施時間は29日午前零時から午後9時まで。同日午前5時から午後9時半までに、電話・ファックス・メールでスポーツ交流課へ報告する。報告先は℡88・6666/82・1212。ファックスは82・1911。メールはsupokou@city.ishigaki.okinawa.jp

関連記事

八重山日報公式 X(Twitter)

フォローする

ユーグレナ シルバー人材センター たびらいレンタカー ecovillage アイン薬局 ひとし眼科 嶺井第一病院 とみやま耳鼻咽喉科 ヒデ整形クリニック
ページ上部へ戻る