「南の島から結いの和」 サンマリノ大使や対馬市も参加予定 ぱいぬ島まつり

第9回ぱいぬ島まつり実行委員会の初会合が開かれた=23日午後、竹富町役場2階ホール

 8月25日に竹富町西表島で開催される「第9回ぱいぬ島まつり」の実行委員会(委員長・西大舛髙旬町長。委員38人)が23日、発足した。同日午後、第1回会議が竹富町役場で行われ、「新時代!南の島から結いの和!」がまつりのテーマに決定。委員らへの委任状交付や、実施要領案、予算案などが承認された。

 ぱいぬ島まつりは4年に一度開かれており第9回は「歴史・文化を継承し、一堂に会するこの時に、分け隔てなく交流を深め、未来へつなぐふるさとづくりの場とする」を目指して、竹富町離島振興総合センターで開催。
 今回は、ヤマネコを通じた友好都市協定を2015年に締結した長崎県対馬市が協賛団体に加わり、町の魅力発信に協力する「町応援大使」に任命されているサンマリノ共和国のマンリオ・カデロ駐日特命全権大使らの参加も検討している。
 開会セレモニーは船や飛行機の時間を考慮し、前回より1時間遅い午前10時から。イベントでは島々の芸能、コンサート、ヒーローショー、お笑いショー、打ち上げ花火などが行われる。
 西大舛町長は「長年の歴史ある大会。記念すべき令和の、相応しい祭りにできれば」とあいさつした。
 委員を代表して町老人クラブ連合会の大久英助会長が西大舛町長から委任状を受け取った。

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