「日本は本当に平和か」 石垣で拉致問題考える 被害者救出を訴え 特定失踪者問題調査会

 「考えましょう 私たちの安全を 拉致問題を考える石垣の集い」(主催・特定失踪者問題調査会)が30日夕、石垣市の大川公民館で開催された。同調査会の荒木和博代表(62)、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の前事務局長・増元照明氏(63)、特定失踪者家族会幹事・水居徹氏(59)が登壇。60人以上の来場者に「日本は本当に『平和』なのか。姉は同じ日本人だ」「心に残ることがあれば、家族や職場で、広く伝えて」などと訴え、拉致被害者救出への機運を高めた。同調査会による集会は県内で初めて。

 1978年8月に市川修一さん(当時23歳)ともに鹿児島県で拉致された、政府認定拉致被害者の増元るみ子さん(当時24歳)の実弟・照明氏は、当時、「拉致事件をなかったことにしよう」とした警察庁を批判し、「被害者は北朝鮮で命をかけて戦っている。彼らは日本人ではないのか」と指摘。
 「今の憲法では何も守れない。私たちの国を守るシステムを今こそつくらなければならない。それが、姉たちが犠牲にした人生の重みに匹敵することになれば、姉たちの人生も無駄ではなかったと言えると思う」と強調した。

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