女子高校生ら大麻所持疑い 10人摘発 SNSで売買も 県警

県警が押収した大麻。タバコのケースなどに隠していた事例もあった(県警提供)

 県警は6日、大麻を所持したり、譲り渡したりしたなどとして、大麻取締法違反の疑いで、3月から5月末にかけて沖縄本島の女子高校生ら少年少女5人を逮捕、男子大学生ら少年少女5人を那覇地検などに書類送検したと明らかにした。

 県警によると、「興味本位だった」「友人に勧められた」などと供述。中には「体に影響はないと思った」と話している者もいるという。県警は、会員制交流サイト(SNS)を通じて売買が行われていた可能性があるとみて捜査している。
 4月18日に自宅で大麻を所持した疑いで現行犯逮捕された女子高校生は、他の高校生ら複数人にも大麻を譲り渡した疑いが持たれている。
 県警の捜査対象となっている少年は23人。このうち事件発生直後に在学していた者も含め、高校生は計14人だった。今後も検挙者が増える可能性もあるという。
 県警が発表した少年絡みの大麻事件は6件で、市民や関係者からの通報、職務質問などで発覚した。少年が自首したケースもある。

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