自衛隊は段階的に解消 共産党の安保政策に迫ってみた【里永記者の「これ聞いていいですか?」】

 ―その北東アジアにある中国は1949年の成立後、すぐにチベット、ウイグルなどに侵攻した現実がある。
 中国の覇権主義を我々は厳しく批判している。
 ―批判だけでは不安が残る。
 だからと言って、武力で乗り込んでいったら泥沼化する。
 ―向こうが攻めてきたらの話。「自主独立路線」では自衛隊もいない。その時どうするんですか。
 自衛隊はなくても国の自衛権はあるし、第二次大戦から持つようになった強大な「常備軍」など必要はない。今、危険なのは集団的自衛権で米国と一緒に攻めていく危険が大きくなっていることだ。
 ―それは、中国の覇権主義よりも危険なんでしょうか。
 …比べてどうというわけではないが、攻められる危険より、攻めていく危険の方が現実的に増大している。
 ―中国の覇権は。
 中国の覇権は覇権として批判するが、中国だって経済的には日本を必要としている。
 ここで、関係者から「次の用事がありますので」と言われ、時間切れとなった。できれば、軍縮を進めたウクライナへのロシア侵攻についても、うかがってみたかった。私の質問に一つひとつ、丁寧に答えてくれた赤嶺議員。なお、私は質問の前に「私も消費増税は反対です」と言い、赤嶺議員と固い握手を交わした。この点では意気投合できる。

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