花びらが普通のサルスベリよりも数倍も大きいオオバナサルスベリが各地で咲き誇っている。
インドやタイなど東南アジア原産のミソハギ科の落葉性高木で、県内でも公園樹や街路樹に用いられるなど普及している。
花びらは径5~6センチと文字通り大きく、紅紫色を帯びた花がとても美しい。
石垣市平得の産業道路沿いでは、5月下旬ごろから開花。小枝の先端についた幾つものつぼみが膨らみ、次々と花を咲かせている。
梅雨の晴れ間が広がった9日、大輪の豪華な花は初夏の日差しを浴びて、あでやかな表情をみせた。
(文・写真 南風原英和)