入賞者11人を表彰 平和考える絵画・作文 石垣市

平和を考える絵画・作文の入賞者が表彰された=14日午後、石垣市役所

 石垣市主催の「平和を考える絵画・作文」表彰式が14日、市役所で開かれ、小、中、高校生11人が表彰された。作文の上位者は広島、絵画の上位者は長崎に派遣され、平和祈念式典に出席する。
 中学校作文の部で最優秀賞を受賞した辻野愛瑠さん(大浜中3年)は「祖父が残してくれた手記から」と題し、戦争を体験した祖父の手記を読んだ感想をつづった。「平和だった『平成』から『令和』へと時代がつながります。今ある幸せな暮らしにも感謝の気持ちを忘れず、世界中の人々が平和を願い続けられる世の中になってほしい」と期待した。
 「みんな笑顔、みんな平和」と題する絵画で最優秀賞となった仲辻杜宇子さん(名蔵小5年)は「この絵を見て、世界の人が平和になったらいい」と話した。
 表彰式では、中山義隆市長が一人ひとりに表彰状を手渡し「平和を守るために何をするか考える必要がある」とあいさつ。絵画の部の唐眞盛充、作文の部の大山幸子両審査委員長が審査報告した。
 応募点数は絵画が59点、作文が中学生12点、高校生1点だった。入賞作品は23日、バンナ公園管理棟に展示される。中学生の部の最優秀賞、優秀賞作品は同日の石垣市全戦没者追悼式・平和祈念式で朗読される。
 表彰者は次の皆さん。
 【絵画】▽最優秀賞・仲辻杜宇子▽優秀賞・増田ひまり(真喜良小5年)▽佳作・砂川生陽(伊野田小5年)、島本花音(名蔵小6年)、仲道晴香(宮良小6年)
 【作文・中学生の部】▽最優秀賞・辻野愛瑠▽優秀賞・南慎之輔(二中3年)▽佳作・宮島嘉与(白保中2年)、三島あかり(同)、当銘由羅(二中3年)
 【同・高校生の部】▽優秀賞・大城花菜(八重高3年)

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