【青年弁論大会】日本人として育ったことに対する感謝

 屋良朝苗氏が沖縄の子どもたちを日本人としての教育を施したいという一念で、祖国復帰を果たしたのに、今度は、180度ひっくり返って、国連が沖縄の子どもたちを先住民族として教育せよと言っているのです。これは、笑い話のようですが、とても笑ってすませる話ではありまえん。更に10年、20年と国連が沖縄の人々を先住民族だという勧告を出し続けたら、いくら日本政府が拒否し続けたとしても、それを本当だと信じる国々が増えてくるでしょうし、それを信じて、自分は日本人ではなく琉球人だと思い込む沖縄の人も増えてくるかもしれません。こう見ると、今の沖縄は屋良朝苗氏が最も悲しむ方向に進んでいると言わざるをえません。
 私は屋良朝苗氏から二つの恩恵を受けて深い感謝を持つようになりました。一つ目が、「日本に復帰した沖縄に生まれることができたこと。」そして、もう一つは「日本人として自覚が持てる教育を施されたこと」の二つです。しかし、今の子どもたち、これから生まれてくる子どもたちは、ひょっとすると日本人としての自覚が持てなくなってしまうかもしれません。なぜなら国連が先住民族の母国語で教育せよと勧告をだしているからです。
 このような勧告を決して許してはなりません。私は、先人からの恩恵を受けたものとして、その恩恵を自分の代で終わらせるのではなく、次の代に引き継いでいく責務があることに気が付きました。100年後沖縄の子どもたちも誇りある日本人として生きていくことができるように、あらゆる努力をしていきたいと思います。これから、沖縄に日本人として生きる若者の代表として、「沖縄県民は誇りある日本人だ!」という声をあらゆる手段で発信し示していきたいと思います。その時に、私の声を聞いた方は、どうか、それが世界中に発信できるように拡散のご協力をお願い致します。ご清聴ありがとうございました。

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