石垣にも「魔手」可能性 富川さん、他のケースと酷似 荒木和博代表―「拉致考える集い」発言より

 5月30日に行われた「考えましょう 私たちの安全を 拉致問題を考える石垣の集い」(主催・特定失踪者問題調査会)で、同調査会の荒木和博代表(62)の発言要旨は次の通り。
〈石垣島にも拉致の手は伸びている〉
 「石垣島は拉致とは関係ないんじゃないか」―。
 そう思われるかもしれないが、北朝鮮の工作というのは、実はもっとずっと南までいく。元工作員の証言によると、「一度は香港に侵入する指示を受けた」という。上海沖には北朝鮮工作船の給油地があるので、石垣の周辺を移動していることは不思議ではない。
 さらに、市内で失踪した富川久子さん(当時35歳)のケースは拉致と疑われるほかのケースと、ものすごくよく似ている。
 富川さんがいなくなったのは1994年2月14日。当時8ヶ月の長男を連れ、ゴルフ練習場で働く知人女性に会いに行った。彼女からバレンタインチョコの話を聞き、長男を彼女に預けて近所のスーパーマーケットに車で出かけた。その後、行方が分からなくなり、翌日、車は御神崎で見つかった。鍵がささった状態で、ドアも開いていたという。
 同時期に、宮崎で失踪した岩本美代子さん(95年11月5日失踪。当時36歳)のような若い女性がいなくなり、車が残されているケースが山口、岡山などでも続いた。しかも、あるはずのないところに車が置かれている。富川さんの場合は、練習場から自宅への方向と、反対方向の御神崎。
 置き去りはおそらく偽装のため。車の周辺を探させることで、他に目が行かなくなる。

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