日本郵便㈱八重山郵便局(西里博務局長)は21日、同局で石垣島特産のパイン・マンゴーをゆうパックで全国に発送する「パイン・マンゴー出荷式」を開いた。8月8日までに、パイン4万7千個、マンゴーは1万3千個の出荷を計画している。
今年のパインは豊作で例年より早い6月上旬に出荷を開始。マンゴーは暖冬の影響で花芽の分化期が遅れはしたが、例年並みの収獲が見込まれるという。
生産者を代表してゆうパックの会の上間昇会長は「パインは例にない豊作。今が旬のおいしい石垣の果実を全国に送ってあげて下さい」とPRした。
西里局長は「甘くておいしい夏の味覚が出荷を待ちわびている。出荷式をきっかけにパイン・マンゴーの旬入りを感じていただき、夏の贈り物として石垣島産のパイン・マンゴーを選んでいただきたい」と呼び掛けた。
中山義隆石垣市長は「ほかの産地とは一味も二味も違う石垣島産パイン・マンゴーの優れた独特の風味をアピールしていきたい。石垣島の自然の恵みを感じてほしい」とあいさつした。
オープニングセレモニーでは、地域子供会による子どもエイサーで「パイン音頭」なども披露され、出荷式後は試食会も行われた。参加者から「甘い」「おいしい」と声が上がり、旬の味覚を満喫した。
発送申し込みは同郵便局内の特設コーナーで受け付け、窓口で試食も可能。特に一番人気の石垣島ゴールドバレルは今月中に在庫がなくなる勢いで注文が入っているといい、早めの注文を呼びかけている。