学校法人大庭学園は21日、うるま市民芸術劇場で第26回「福祉と平和音楽祭」を開催し、石垣島出身の歌手、新良幸人さんと宮古島出身の下地勇氏による男性デュオ。「サキシマミーティング」がライブとトークショーを行った。学園傘下のソーシャルワーク専門学校の生徒や教職員が参加し、23日の「慰霊の日」を前に、戦争と平和、福祉を考える機会とした。今年で26回目。
2人は先島や沖縄本島で方言を話す人が減っていると危惧し、言葉の大切さを訴えた。
ソーシャルワーク専門学校は、介護士や保育士などを養成する専門学校。新良氏は「誰かのためになる仕事は大変だが素晴らしい」と励ました。諸見里安知校長は「音楽を通して平和の尊さを感じてほしい」と求めた。