児童虐待テーマに議論 玉城知事、条例制定も視野 万国津梁会議

児童虐待に関する分野会議について発表する玉城知事=24日、県庁

 玉城デニー知事は24日、県庁で記者会見し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の返還方策などを議論する万国津梁会議で児童虐待を議論する有識者会議を、7月25日に那覇市で開くことを発表した。
 同会議は年に3回程開かれる予定。玉城氏は、県内で子どもの貧困やDVに関する相談が多いと指摘し、児童虐待との関連性を強調。「児童虐待に関する現状を踏まえ、課題や対応策の議論をお願いしたい」と専門家の議論に期待を込めた。また、県内で制定を求める声がある児童虐待防止条例(仮称)について、分野会議で出た意見を参考に「今年度に条例案の諮問や答申を行い、議会に提出したい」と述べ、年度内の制定を目指す考えを示した。
 児童虐待を巡っては、千葉県野田市の小学4年の女児=当時(10)=が1月に死亡した事件で、一家が以前暮らしていた糸満市や県が、当時の対応の検証を進めている。
 児童虐待を防ぐため取るべき施策として、虐待が発生する要因の予防や早期対応、親子支援、児童相談所や警察などとの連携などを列挙。体罰についても多角的な意見を踏まえた議論が必要と指摘した。
 県は今後、SDGsに関するものや、情報・ネットワーク・行政の分野など5分野で会議を設置し、専門家による意見を県政に生かす予定。玉城氏は「今年度に全ての分野で立ち上げるか否かは、調整中だ」と述べた。

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