屋根付き歩道工事に遅れ 受注業者との調整難航 クルーズ船用岸壁 石垣市議会一般質問

 石垣市議会(平良秀之議長)6月定例会は3日目の26日、石垣達也、友寄永三、砂川利勝、我喜屋隆次の4氏が登壇した。市が計画しているクルーズ船用岸壁の屋根付き歩道設置工事が、当初の完成予定から3カ月近く遅れていることが分かった。使用する資材を巡る受注業者との調整が難航している。小中学校周辺の防犯カメラ設置について天久朝市教育部長は、全25校中15校で設置が完了していることを報告。「今年度は5校に設置する予定で、残り5校も来年度以降、計画的に設置したい」と述べた。

 クルーズ船用岸壁の屋根付き歩道設置工事は砂川氏が進ちょく状況をただした。乗降客が天候にかかわらず快適に過ごせるよう設置が計画され、指名競争入札で受注業者が決まり、市は昨年12月28日に発注。当初は今年3月に完成予定だった。
 安里行雄建設部長によると、業者側が「使用する資材を仕様書から変更したい」と申請。屋根付き報道は台風などにも耐えられる構造で設計されており、仕様書と異なる資材を使用した場合には建築確認申請の変更が必要になる可能性があるため「市の施工方針について理解を求め、協議を重ねているところ」という。
 砂川氏は、来週にも気温が30度以上に上昇することを指摘し「早急に解決してほしい」と要望。下地敏之港湾課長は「分割発注が続くと思うので、そのたびに計画変更の手続きを取ると不測の時間を要する」と説明。近く業者側との話し合いが整い、工事を推進できるとの見通しを示した。
 砂川氏は児童生徒の安全確保に向け「全ての学校周辺に監視カメラを設置してほしい」と要望。天久部長は「通学路、学校周辺の危険箇所を確認した上で、児童生徒が安全に学校生活を送れるように努めたい」と強調した。
 知念永一郎総務部長兼企画部長によると、石垣市の防犯カメラは歓楽街の美崎町に8基など、全38基が設置されている。知念部長は「自治会や学校から要望がある地域は、増設を考えたい」と述べた。

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