4日公示、21日投開票の参院選に出馬を予定していた沖縄・平和の党代表で弁護士の瑞慶山茂氏は2日、県庁で記者会見し、出馬を取りやめると発表した。同日午前中に国政野党が支援する無所属新人の高良鉄美氏と政策協定を結び、高良氏の支援に回る
政策協定では、第二次世界大戦の被害者救済などを求めること、民間戦争被害者救済法の制定に向けた努力すること、米軍基地の早期撤去を求めることを確認した。
瑞慶山氏は「米軍基地問題に取り組み、戦争政策に反対する高良氏を推す」、高良陣営の選対本部長を務める照屋義実氏は「当選後は協定(を締結した)思いを国会活動での中で実現する」と述べた。