夏の甲子園出場をかけた第101回全国高等学校野球選手権沖縄大会の2回戦が8日、北谷公園野球場で行われた。出場した八重山高校は豊見城高校を6対4の逆転勝利で破り、3回戦に進んだ。八重高は3点差で迎えた9回表、打線がつながり、一挙5点を奪った。7日に行われた試合は雨のためノーゲームとなり、8日に順延となっていた。
9回表、先頭バッターの玉代勢英寿君、一番打者の東江響君が連続ヒットで出塁。東江君はツーベースヒットだったため、無死2・3塁となり、チャンスメイク。八重高が反撃の狼煙を上げた。続く宮良忠利君、下地寛太郎君の2人が内野ゴロで倒れるも、その間にランナー2人が生還。3対4と点差を縮めた。
1点差、ランナーなしで4番打者の比嘉久人君が内野強襲ヒット、続く熊谷将太君がシングルヒットで共に出塁。続く照屋竜雅君(先発投手)が死球を受け、2死満塁となった。打席に立った2年生の伊志嶺拓磨君(16)は、走者一掃のタイムリーヒットを放ち、逆転勝利に貢献した。
試合結果は次の通り。
八重山
000001005|6
010002010|4
豊見城
(八)照屋―砂川
(豊)宜保(拓)―呉屋
▽三塁打=宮里(豊)
▽二塁打=照屋(八)、東江(八)、伊志嶺(八)、宮里(豊)、黒島(豊)