来年2月に国際IT見本市 「リゾテック沖縄」事業構想

国際IT見本市の実行委員会には、沖縄県や県情報産業協会、沖縄ITイノベーションセンター、県内大手旅行業など、関連団体が多数参加している=9日、県市町村自治会館

 リゾテックおきなわ国際IT見本市実行委員会(稲垣純一委員長)は9日、県市町村自治会館で、同事業構想の発表会を行った。リゾテック(ResorTech)はリゾート観光とITを組み合わせた造語で、沖縄が持つ観光地としての強みを生かし、農水産業、小売、医療などとITとの組み合わせを進め、社会変革を目指す概念。自動運転やドローンなどの先端技術の革新も目指す。稲垣委員長は「リゾテック沖縄というブランドを世界に発信したい。新ビジネスの創出を促進していく」と述べた。
 同事業では、実証事業の導入支援や、技術者育成、新事業の開発支援を進める。年一回の国際IT見本市の開催も目指す。来年2月5日から7日まで、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで「おきなわ国際IT見本市」を試験的に開催する。
 IT技術者や観光、交通、飲食、小売などの各業界関係者に加え、自治体関係者などの来場も予定する。
 実行委では、出展する企業や団体を募集する。専用ウェブサイトhttp://resortech・okinawa/で申し込みを受け付ける。 

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