県代表選手に川原親子 「今年こそ本国体目指す」 アーチェリー国体予選

川原輝久選手(右)と壯太選手(川原輝久選手提供)

 宜野湾高校で行われていたアーチェリー競技の第74回国民体育大会予選(主催・沖縄県アーチェリー協会)が7日、終了し、八重山からは、八重山アーチェリー協会副会長の川原輝久選手(55)と日本体育大学4年の川原壯太選手(21)が成年男子の部の県代表選手を決めた。これで3年連続、親子での九州ブロック大会出場となる。

 2人は8月25日に佐賀県鹿島市で行われる九州大会で上位4県入りし、9月28日から茨城県つくば市で開催される本国体出場を目指す。
 予選大会は6月9日から毎週日曜日に開催され、全5回の予選大会中に、70㍍の1ラウンド36射(360点満点)を2ラウンド行い、合計点が高かった上位3人が代表に選ばれた。
 2人は16日に参加し、壯太選手は646点で1位。輝久選手は547点で4位だったが、3位の選手が出場を辞退したため、輝久選手が代表入りした。
 20年の東京五輪出場を目指している壯太選手は今年2月、第28回全日本室内アーチェリー選手権大会のリカーブ男子の部で優勝し、日本一に輝いている。
 過去2度とも本国体を逃している輝久選手は「今年こそは親子で本国体出場を目指す」と意気込んだ。

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