市長と面談、直接要求 市長「アポあれば会う」 市民連絡会

メンバーら(右)はアポなしで中山市長(左)に直接、面談するよう求めた=16日午後、石垣市役所市長室前

 石垣市平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画をめぐり、「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」(上原秀政ら共同代表)のメンバーら4人が16日午後、市役所を訪れ、アポイントメントなく、中山義隆市長に対して直接、面談するよう求めた。
 同会側資料によると、同会は市に対し先月16日付で工事再開に関することなど5つの質問への回答と、市長、関係部局との面談を要請。26日には総務課から「従来通り文書で回答するので面談はできない」との趣旨が伝えられた。
 今月3日には、翌週には面談・要請いずれについても回答すると口頭で伝えられたが、15日時点で、回答がなかった。

 16日午前、文書による回答がなされたが、メンバーは面談できないことに納得せず、同日午後、アポイントメントをとることなく、市長に直接、面談を要求した。
 中山市長は「アポイントを取ってもらいたい。反対している地域の方が会いたいと言えば会うと話している」と説明。
 メンバーらは「マンゴー農家、パイン農家が非常に忙しい中、時間を作って来た」「過去に一度会っただけで、なかなか会ってくれない。文書だけでは通り一遍になるので面談の機会を」などと訴えた。

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