石垣市美ら星ゲート(いしがき島星ノ海プラネタリウム)のオープニングセレモニーが18日午前、ユーグレナ石垣港離島ターミナル内の同施設で行われた。テープカットに当たり中山義隆市長は「八重山の星をテーマとした複合エンターテイメント施設を目指し、市街地で石垣の魅力を体験するとともに、星空資源を活用した観光振興にますます期待したい」とあいさつした。
オープニングイベント後の上映会では「星の島に憧れて―with HY―」を鑑賞。最新鋭のレーザープロジェクターを使用し、4Kの高解像度・高臨場感の迫力ある映像で、八重山の風光明媚(び)な景色や海、プラネタリウムなどを映写。訪れた人たちは、HYの「帰る場所」の楽曲に合わせて楽しんだ。
子ども向けに妖怪ウォッチの「プラネタリウムは星と妖怪がいっぱい」や、3D上映で中国語、英語、韓国語、日本語の4カ国に対応する「WE ARE STARS」の計3種類の演目が用意されている。ペアシートを含めて46席。子ども連れや海外からの観光客を受け入れる体制も完備する。
プラネタリウム担当者は「迫力ある映像を体感してもらいたい」と来場を呼び掛けている。
料金は大人1200円、中学生以下の子ども700円。八重山在住の証明書提示で島割価格となり大人700円、子ども300円で利用できる。
水曜定休で午前9時半開場、10時に上映開始。昼を除いて1時間おきに上映する。午後8時まで。
石垣市美ら星ゲートは沖縄振興特別推進市町村交付金(一括交付金)を活用し、総工費3億6126万円をかけて整備した。